購入後の部品交換の際に多額の費用が掛かることもある
極端に安い価格で販売されている中古車の中には、走行性能は特段の問題が無いものの、購入後の部品交換の際に多額な費用が掛かってしまうものもあります。たとえば、国内外の自動車メーカーの型落ちの中古車については、なかなか純正品の部品が手に入らなかったり、部品交換を受け付けてくれる店舗が限られたりすることもあるため注意が必要です。また、エンジンやブレーキなどの経年劣化が見られる車両については、スムーズに車検に通らないというケースもあります。こうしたトラブルを回避するには、価格の安さばかりでなく車体全体の状態や内部の重要なパーツの性能についてチェックしたり、購入後のメンテナンスの方法をあらかじめ調べたりすることが重要です。
製造年が古いものはシートの座り心地が悪いものもある
製造年が古いヴィンテージの中古車の中には、現代の車と比べてシートの座り心地が悪く、長距離の運転が難しかったり、ハンドル操作に不具合が生じたりすることがあります。特に、初めて左ハンドルの中古車を購入する場合には、車の運転に慣れるまでに長い時間が掛かることもあります。そうした中、同じ中古車に長く乗り続けるためには、購入前にお目当ての車種を長く運転している人の体験談を参考にしたり、各地の販売店にニーズに合った車を紹介してもらったりすることがおすすめです。また、販売価格の他に車の登録や車検、部品交換など様々な場面で支払いが必要な費用について把握するうえで、信頼のおける販売店で担当者に説明を受けることが大事です。